ASPINAロボットハンド全機種に搭載された、把持力を自動で調整する機能です。オートグリップ機能には3つの特長があります。
モノを掴む際には硬さや大きさ、形状が違う把持対象(ワーク)ごとに動作の設定が必要です。このオートグリップは、ちょうどいい把持力へ自動で調整してくれる機能です。そのためワークごとのトルク調整が不要となります。
特に、多品種少量生産を行っているがワークごとの設定が大変、手間がかかっている、というお客さまにぴったりの機能となっています。
また、オートグリップ機能は操作も簡単です。
ワークによっては設定が必要な場合もございますが、基本的にはデフォルトの設定でもお使い頂けるものとなっています。
得意なワークとしてはバネ、ナット、樹脂成型品などです。類似した形ではあるが、微妙に硬さが異なるワークを把持する際に便利な機能です。
変形しやすいワークを把持する場合、必要なトルクがわからないためワークを潰しながら試していく、という方が多いかと思います。
一方、弱いトルクで把持を試すと、何度もワークを落下させてしまうなど調整を繰り返す必要がありました。
このオートグリップ機能を使うと変形しやすいワークでも潰すことなく把持することができます。
開発環境と同じ設定を遠隔地の工場にすぐに反映し、ロスなく改善できます。
重りと紙コップを連続してつかみます。オートグリップ機能ON /OFFを比較しています。
オートグリップ機能によりワークごとに把持力を自動調整しているので1つの設定で様々な形状・重さを把持することが可能です。
オートグリップ機能により初期設定工数を削減できる事例を紹介しています。
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