現在販売中のロボットハンド製品のファームウェア(動作を制御するソフトウェア)を変更し、オートグリップ機能を搭載いたします。
※2023年1月出荷分より、発売中のロボットハンド全機種に適応いたします。
この「オートグリップ」機能のメリットを紹介します。
モノを掴む際には硬さや大きさ、形状が違う把持対象(ワーク)ごとに動作の設定が必要です。このオートグリップは、ちょうどいい把持力へ自動で調整してくれる機能です。そのためワークごとのトルク調整が不要となります。
特に、多品種少量生産を行っているがワークごとの設定が大変、手間がかかっている、というお客さまにぴったりの機能となっています。
また、オートグリップ機能は操作も簡単です。
ワークによっては設定が必要な場合もございますが、基本的にはデフォルトの設定でもお使い頂けるものとなっています。
得意なワークとしてはバネ、ナット、樹脂成型品などです。類似した形ではあるが、微妙に硬さが異なるワークを把持する際に便利な機能です。
変形しやすいワークを把持する場合、必要なトルクがわからないためワークを潰しながら試していく、という方が多いかと思います。
一方、弱いトルクで把持を試すと、何度もワークを落下させてしまうなど調整を繰り返す必要がありました。
このオートグリップ機能を使うと変形しやすいワークでも潰すことなく把持することができます。
また、把持した際の位置とトルク値を確認することもできます。オートグリップで算出したトルク値を他のグリッパへ入力して使う、という使い方ももちろん可能です。ワークの種類が増えるたびに必要なトルク値を確認している、という方へもおススメできる機能です。
なおオートグリップ機能へのプラグ&プレイ対応状況はお問い合わせください。
展示会情報
第7回 ロボデックス
会期:2023年1月25日(水)~1月27日(金)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟 西1ホール
ブース番号:53-24
「ASPINA」(読み方:アスピナ)は、シナノケンシのコーポレートブランドです。長期成長戦略のひとつであるグローバル市場への展開に向け、広く世界中の関連業界や新規事業や製品を創出しようとするお客様への認知度向上を図ることを目的としています。シナノケンシという社名は変更しませんが、社外向けにグローバルに発信するコーポレートブランドは、「ASPINA」を統一ブランドとして使用しております。「ASPINA」は、「世界中の人びとの希望と快適をカタチに」というミッションのもと、お客様と一緒になって徹底的に考え、当社の技術を活かして、発想とソリューションで新しい製品や事業を実現することを目指しています。
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